オタフクナンテンを1020本植えた「緑の発電所」

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宝塚すみれ発電所 第2号は第1号建設からほぼ1年後に完成し、規模は1号の5倍ほどの大きさの47.88キロワットになります。
発電量でいえば約15軒ほどの住宅の電力をまかなうことができます。

1号と違うのは、運営主体がNPO法人から株式会社に変わったことです。
最初はNPO法人で作った発電所でしたが、売電を行うことにより収益が出ることや、NPO法人のままでは銀行から融資を受けにくいという理由からメンバーとの話し合いで、収益事業もしっかりと運営していくという結論になり、会社組織を立ち上げることになりました。

それが「非営利型株式会社宝塚すみれ発電」です。
「非営利型株式会社」というのは、営利目的でなく市民発電所を実践をしたかったのですが、融資を受けたり、配当を出すなどNPOの制度的に難しかった為、「非営利型株式会社」というようにしました。

社債発行と銀行融資で資金調達

第1号では私募債で建設費を賄いましたが、第2号では社債発行と銀行融資などで建設費用を賄いました。
銀行融資を受けるのに大変苦労はしたのですが、無事に融資の審査も通り、建設することが出来ました。
1年に1回、出資者には配当金の支払いもしております。

宝塚すみれ発電所を作るまでの様子を取材頂きました。